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朝顔の季節

 近所の家々の軒端に、朝顔が慎ましやかな面を見せる季節になった。色とりどりの、羽二重の質感を持つ花はいうまでもなく、蔓植物特有の旺盛な成長ぶりも目を楽しませてくれる。

 昨年は、朝顔市で購った一鉢を我が苫屋にも置いてみた。しかし、今年はもっぱら他所様の頼りにして観賞することにした。朝顔の栽培には、昨年ですっかり懲りてしまったのだ。育てた朝顔は、午前中には陽光がさんさんと降り注ぎ、光も暑さも厳しさを増す午後には陰になるといううちの東向き環境によっぽど適合したのか、みるみる丈を伸ばし、用意した支柱などは瞬く間に追い越し、足りなくなると自分自身に巻き付いて奇態なオブジェ状になった挙句、ついにはガス湯沸かし器の中にまで先端を潜らせるという乱暴狼藉を働くに及ぶようになり、安全面を考えると泣く泣く剪定せざるをえなくなったのである。

 注意深く見ると、近所でも、東向きに植えている家では、かなり高くまで支柱を用意している。鉢は玄関先に置きながら、二階からつるした紐に絡ませているお宅もあるほどだから、条件が合えばかなり成長するものなのだろう。

 儚げなイメージの花の、思いもよらぬ生命力。やはり、朝顔は、陽気極まる夏にふさわしい力を持つ植物なのである。

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