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三友

 いよいよ師走である。寒さも一段と深まり、冬本番の気配が漂ってきた。電気代節約のため、未だ厚着のみでしのいでいるが、こうしてキーボードを打つ指先が冷たく、吐く息が白くなるとそろそろ諦める頃合いか、という気にもなってくる。

 しかし、寒くなると寒くなったで楽しみがある。酒である。やはり熱燗を楽しむには、きりりとした冷えが不可欠だ。

 古人は、酒と琴と詩を三友と呼び、風雅に欠かせぬものとした。当方生憎の無粋者にて、琴と詩はとんと駄目だが、酒だけは長年の友として親しみ、尊重している。酒であるならば、特にどれとは言わないが、やはり冬の熱燗は格別だ。つまみなどほとんどいらない。時折口直しする塩気があればよい。電子レンジでの燗はやはり味気ない。湯を沸かした鍋に徳利を漬け、ゆせんで温めたい。この方がなにやら味もまろやかに感じる。

 酒は忘憂の友。長い冬を過ごすに、これにまさる相方はおらぬだろう。

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